自動車について本気で調べてみよう!
調べれば調べるほど奥の深い自動車の世界。ちょっとは詳しくなれるかな。

ガソリンと、その種類について

知らなかったじゃ済まされない? いまさら人に聞けない車のキホンノキをご紹介致します。

軽自動車に軽油は大間違い

4tトラックの運転を生業にしている男性と話をしていて「私は車の運転に自信がない」という話になり、なぜ?と聞かれたので「免許は持っているけれど車本体を持っていないし、ブランクが長くて自信がなくて…かくかくしかじか」と延々と愚痴をこぼしていたところ、話をさえぎられ「免許さえ持ってりゃ、そのへんにある車のドア開けて、座ってエンジンかければ動くよ」とのお話でした。
それを聞いて、ずいぶん気楽になったのと同時に恐ろしく感じました。 車という乗り物は乗れば動くんです。ただ、大型車と呼ばれる乗り物に乗るには乗用車とはまた別の専用の燃料があり免許も別に取らなくてはいけないのです。 「軽自動車には軽油を入れるんでしょ?」といった類の誤った認識をしている方がもしいるようでしたら、これを読んで少しでも認識を改めていただくと幸いです。

前出の4tトラックがディーゼルエンジンで動いているとしたら男性はセルフ式ガソリンスタンドで迷わず軽油を入れるでしょう。ディーゼルエンジンにガソリンを入れてしまうとエンジンを壊す原因になってしまいます。 セルフ式ガソリンスタンドで、ガソリンエンジン車に誤って軽油を入れてしまいエンジントラブルを起こす。という乗り手の無知から来る事故が後を絶たないので、表示を「軽油」から「ディーゼル」に変更しているガソリンスタンドもあるくらいです。

軽油とガソリンの違いは製法にあります。 ガソリンは石油を熱していった際、30℃から230℃の間で発生する蒸気を採取して作られるのに対し、軽油は140℃から380℃で発生する蒸気から採取されるのです。より低い温度で蒸発するのがガソリンで、ゆえに常温常圧でも良く燃えるわけです。
対して軽油はより高温高圧の場合に良く燃える、という特性をもつことになります。 この辺りをすべて「ガソリン」で括ってしまうのは大変危険なことなのかもしれません。